映画「ブラック・フォン／Black Phone」（2022年・アメリカ）を視聴しました！
いけいけホラー映画プロダクション、ブラムハウスの手掛けるサイコスリラー作品！
最近ホラー映画熱がぶり返してきて、数年ぶりに映画をよく観る習慣が戻ってきたんですが、こんな面白い作品がいつの間にか世に出ていたんですね〜！
まーたホラー映画漬けの毎日が始まろうとしている…
そんなきっかけを作ってくれた本作には感謝！
本ブログ記事は、映画素人である僕の独断と偏見に基づいた感想記事です。
できるだけ他人のレビューを読まずに、自分独自の純度100%な感想を述べたいと思っています！
ちなみに僕は事故物件に住んでいて、その生活を描いた漫画（絵日記）ブログも運営しています。
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●映画「ブラック・フォン」はどんな映画なのか
●映画「h2」
●映画「h2」
今回はネタバレ含みまくっているので、まだ観ていない人は気をつけてください！
映画「ブラック・フォン」キャスト・あらすじ
脚本●スコット・デリクソン、C・ロバート・カーギル
原作●ジョー・ヒル
キャスト●イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、ジェレミー・デイヴィス、ジェームズ・ランソン、他
あらすじ
気が弱くて学校でいじめられ、家では酒乱の父親の暴力に怯える少年フィニー。
通称グラバーによる連続少年誘拐事件が多発しており、フィニーもグラバーの魔の手にかかってしまう。
予知夢を見ることのできる妹のグウェンと警察による捜索が始まるが、グラバー逮捕には至らなかった。
そんな中、部屋にある黒電話から聞こえる幽霊の声を頼りに、監禁場所から脱出を試みるフィニーだったが…
映画「ブラック・フォン」はどんな映画なのか
原作はジョー・ヒル
原作はS・キングの御子息である、ジョー・ヒル。
昔読んだキングの自伝本の中で、「残念ながら息子には作家の才能がなかった」と書かれていた気がしたが、めっちゃ才能ありまくりまくりですやん！
何言ってんのキングおじさん！
舞台は猟奇殺人者が多数出現した1970年代
この映画は1970年代という設定ですが、アメリカの1970年代って、超凶悪な猟奇殺人事件が多数起きた年代なんですよね。
平山夢明の『異常快楽殺人』という本に主な事件の詳細が書かれているのでおすすめです。
昔読んで、吐き気を催したのを思い出しますが…
この本、プレミアがついてめっちゃ高額で取引されてますね。
だいぶ前にブックオフで安く売っちゃったよ〜泣
グラバーのモデルはジョン・ウェイン・ゲーシーか
その中でも突出した異常者が、ジョン・ウェイン・ゲーシー。
ピエロの格好をして町の行事にボランティアとして参加するなど、親しみやすく評判の良い中年の男だった。
しかし裏の顔は少年を誘拐・監禁し、メッチャクチャのクチャクチャにするのが大好きな変態の異常者で、地下には数十体の遺体が…という事件を起こした化け物ですね。
本作に登場するグラバーは、ジョン・ウェインゲーシーがモデルなのかな？とか思いながら観ていました。
そんなジョン・ウェインゲーシー（じゃないけど）に、黒電話からかかってくる死者の霊（無念の死を遂げた少年たち）のアドバイスを頼りに、立ち向かって戦う少年フィニー。
スティーブン・キングを彷彿とさせる傑作だと思います。
映画「ブラック・フォン」ジャケットで損してない？
この映画、ジャケットを見た限りでは仮面を被った殺人鬼グラバーにフォーカスしたサイコ・サスペンス系もしくは、暴力的な殺人鬼映画なのでは…と思ってしまいますよね。
フタを開けてみれば、スタンド・バイ・ミーを彷彿とさせる少年たちの熱い友情ものじゃないですか。
更に密室脱出劇でもあり、幽霊ものでもあり、予知夢を駆使した捜索ものでもあるという！
こんなに色んな要素を持ってきたら、ゴッチャゴチャになって上手くまとまらないのでは…と思いきや、見事にすべての要素がパズルのピースのようにピッタリと収まっているんですよね。
これはすごい！
映画「ブラック・フォン」愛すべきキャラクターたち
そして愛すべきキャラクターも登場し、魅力的な作品に仕上がっていると思いました。
兄妹の絆もグッと来るし、ロビンとフィニーのやりとりも熱いし、グラバーの弟のおバカキャラも最高だし。
亡くなった少年たちの幽霊も怖いんだけど、やっぱり同情してしまう。
上の画像だけど、この子は何でブリッジ姿で現れたのだろう？
こうゆう姿勢で殺戮されてしまったのかな。それはかわいそうだ…
個人的にはロビンの指示を聞きながら、シャドー練習するシーンが一番好きだった。
あのシーン撮るのに、一生懸命練習したんだろうな…と思うと更にグッと来るものがありました。
映画「ブラック・フォン」（字幕・吹き替え）無料視聴はどこで？
残念ながら映画「ブラック・フォン」は無料で視聴することができません。
記事をアップした今現在ですが、Amazon Prime VideoやNetflixなどで視聴可能です。
僕はNetflixで視聴しました。
しかしこの作品もいつ公開廃止になるのか分かりません！
アマプラ視聴はこちら↓
Blu-Rayはこちら↓
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