Panasonic EZってどうなの?
僕個人としては、かなり気に入っています!
2023年の春、国産電動アシスト自転車 Panasonic EZ(マットナイト) を購入しました!
本体は13万円くらいだけど、別売りの付属品を合わせたら17万円くらいしました。。(高っ)
現在は自宅から会社まで(片道15km)の通勤用自転車兼、ウーバーイーツ配達の車両としてほぼ毎日乗り回しています。
乗り心地はもちろんですが、デザイン性もカッコよく、見知らぬ人に「カッコいいね〜」と声をかけられることもあります。

お、お前じゃなくて、EZがカッコいいんだからな!
勘違いすんなよ!
やかましいわ。
ということで、今回はEZをおすすめする理由とデメリットなどについて書いていきます。
まずは購入に至った経緯をどうぞ。
電動アシスト自転車 Panasonic EZを購入した経緯
今年の1月、中華メーカーのAiDDE A2という電動アシスト自転車を購入し、毎日のように乗り回していたました。
しかし色々な諸問題を抱えることになり、たったの3ヵ月で売却することになってしまいました。
詳しくはこちら↓

中華メーカーの自転車はもう買わん!と心に決めた僕は、国産電アシ自転車の調査を開始。

また電アシチャリ助かよ。懲りねえなぁ
国産メーカーの自転車はアシストパワーが弱いというイメージがあったので、躊躇はしていたんですがね〜。
僕みたいなヘビーユーザーにとって、アフターケアがしっかりしている自転車の方が向いているので、大手メーカーのPanasonic製の自転車を買うことに決めました。
購入する条件として、
・デザインがかっこいい
・あさひなど大手自転車屋で修理が可能
・坂道に強いセンターモーターである
・段差やパンクに強い太めのタイヤである
・車体が重すぎない
・ディスクブレーキである
というのが主な条件でした。
そしてネット調査を続けた結果……見つけたぜ…
Panasonic EZ…!
こいつだぁぁぁぁぁ!!!!
ただ、EZのブレーキはリムブレーキで、ディスクブレーキではありません。
しかし前回乗っていたAiDDEのブレーキトラブルのトラウマが蘇るので、今回はリムブレーキでもいいやと妥協しました。
SHIMANO製のブレーキだし、まあ問題はないでしょう。
そしてAiDDEを売却したその日に有楽町ビックカメラに行き、即断即決で購入しました。
自転車のネット購入は懲りていたので、アフターサービスが充実している店頭での購入を選択しました。

結局、自転車は店頭で買うのがベストですね…
車体は税込みで13万円くらいですが、バッテリーは大容量の16Ahを別途購入したり、備品を合わせて合計で17万円くらいかかっちゃいましたが…。

ウーバー配達で回収すればいいさ!
Panasonic EZをおすすめする8つの理由
さて、お次はEZをおすすめするその理由を述べていきたいと思います。
EZをおすすめする理由①かっこいい
Panasonic EZはBMX風のデザインを採用しているので、ストリート感があり見た目はかっこいいですね。
人それぞれ好みはあると思いますが、僕はスポーツタイプの自転車が好きなので、EZのデザインは今でも気に入っています。
小型でキュートで、そこがまたいいんですよね〜。

街中で「かっこいい!」と言ってもらえると嬉しいっす
EZをおすすめする理由②軽量
電動アシスト自転車というのは20〜30kgぐらいあって、高重量な設計になっています。
その中でもEZは約22kgと軽量な部類に入ります。
以前乗っていた中華製の電動アシストも公式情報では23kgと表記されていましたが、持ち上げてみると圧倒的にEZの方が軽く感じます。
なぜでしょう?

し〜っ!
雨の日は玄関に入れたり、停車中にちょっと位置をずらしたりする場面がよくあるので、そうゆう時に軽くて良かった〜と思えますね。
EZをおすすめする理由③乗り降りしやすい
ロードバイクとかクロスバイクだと、足を上げて車体をまたがないとダメなんですが、EZはママチャリみたいにスッとそのまま簡単にサドルに乗ることができます。
これがけっこう快適で、体力温存&時間短縮にも繋がり、ずっと乗っているとそのありがたみが分かってきます。
ロードバイクに乗っているとき、車体をまたごうとしていたら後ろから来た人を後ろ回し蹴りで蹴飛ばしてしまったこともありました。
そうゆうトラブルも避けられるし、安全面でも良いと思われます。

お前だけだよ。短い足でそんなトラブル起こすやつは
EZをおすすめする理由④パンクが起こりにくい
これは僕にとって超重要なこと。
通勤と配達で利用するので、パンクだけは絶対に避けたいトラブルの一つ。
ロードバイクなら慣れればすぐに直せるようになるんですが、ママチャリとか普通のタイプの自転車だと、パンク修理ってけっこう大変なんですよね。
結局自転車屋に持って行くことになるので、時間もお金も奪われてしまうし、なかなかダルいのです。
太くゴツいタイヤのEZは、悪路でもパンクが起こりにくいのでめっちゃ心強いです。

歩道の段差も怖くない!
EZをおすすめする理由⑤小型なので小回りが効く
僕は下町エリアに住んでいて、ウーバーの稼働も下町がメインです。
下町といえば住宅の密集地帯。
細い路地や狭い道路をサササッと小動物のように動き回る場面が増えるので、小回りの効くEZはエリア的に適していると言えます。
駅前の人混みを徐行しながら走る時にも重宝しますね。
大きいタイプの自転車は威圧感があるみたいで、前から歩いてきたおばちゃんにビックリされることがありましたが、EZで怖がらせることは無くなりました。
EZをおすすめする理由⑥3段変速ギアが付いている
電動アシスト自転車はペダルが重いので膝を痛めがちです。
しかし、こぎ出し時に変速ギアを軽めにして、スピードが乗ってから重いギアに切り替えるという乗り方にすると、膝の痛みはかなり軽減されます。
以前乗っていた中華製電アシのAiDDEは、ギアがついていなかったので膝を痛めまくっていました。
EZも買った当初は膝を痛めたのですが、ギアのコントロールに慣れてきた最近はまったく痛くなくなりました!

ギアがあるか無いか、これは大きいですね。
電アシはギア付の自転車を購入したほうが絶対いいです!
EZをおすすめする理由⑦疲れにくい
これは当たり前かもしれないけど、普通の人力自転車に比べるとぜんぜん疲れ方が違います。
EZはT字ハンドルで上体をハンドルに預けられるので、疲労感が軽減される設計なのだと思います。
更に僕はサドルを大きめで軟らかい「Panasonic ソフトクッション」にカスタマイズしていて、疲労感を大幅に軽減してくれています。
↓これ使っています。

長時間乗ってもお尻が痛くならないし、でっぷりとして安定感があるのでお勧めです!
(ずっと座って漕いでいると●玉が痺れることもあるので、途中で立ちこぎをしたり、適宜調整してください。男性諸君。)
EZをおすすめする理由⑧大手自転車屋で修理可能
これは僕にとって超重要な問題でした。
前回乗っていたAiDDEは海外メーカー品ということで修理を断られてしまい、それがトラウマになっていました。
EZは大手メーカーのPanasonic様なので、ほとんどどこの自転車屋さんでも修理してもらえるはずです。
長く自転車に乗っていると、誰でも必ず修理やメンテナンスが必要になってきます。
そうゆう時は自転車屋さんに全部任せてしまいたいので、修理してもらえるというだけで本当にありがたいのです。

電動アシスト車は信頼できる国内メーカーの一択やで!
Panasonic EZの欠点・デメリット
もちろんデメリットや不満点もあるといえばあります。
デメリット①バッテリーが8.0Ahしかない
EZのデフォルトのバッテリーは8.0Ahしかありません。(12、16Ahに変更可能です)
8.0Ahだとフル充電しても約150分くらい?だと思うので、信号待ちなんかを入れたりしても実質4〜6時間くらい走ったらバッテリー切れが起きてしまいます。(もうちょい持つかな?)
坂道が多いとか、体重が重いとか、それぞれの条件によって変化してくるので一概には言えませんが。
買い出し用とか片道5kmの通勤で使いたいというくらいの人なら、何の問題もないと思います。
僕みたいに通勤で往復30km走りながらウーバー配達もがっつりやりたいというタイプの人は、8.0Ahでは物足りないはずです。
なので僕は16.0Ahのバッテリー(約4万円)を別途購入して、こちらを使用しています。

16Ahあれば長距離長時間運転も怖くない!
何の不満もありません!
ただし、値段が高い!!
バッテリーは12Ahまたは16Ahに変更可能
Panasonicの公式サイトでも、バッテリーは別売りで大容量タイプに交換できますという表記がないので、EZって8.0Ahしか無いのかよ!しょぼ!と購入を諦めてしまう人も多いのではないでしょうか?
高値とはいえ普通に大容量のバッテリー変更できるのに、なんでそこの説明が抜けているのでしょう?

不思議だ…
デメリット②スピードが出ない
これは僕にとって最大の不満点です。
トップスピードが出ない…。
一応、20kmちょいくらいまではアシストしてくれるのですが、時速25kmを超えるとアシストは機能してくれません。
体感的な話ですが、実際は時速21kmくらいから先は人力で漕ぐしかないって感じでしょうか?
この前に乗っていた中華製のAiDDE君はパワフルでけっこうスピード感があった(時速21〜24kmくらい軽く出せた)ので、どうしてもそれと比較してしまいます。
車道の直線道路を猛ダッシュで走り抜けたい時とか、遅すぎてあ〜もう〜ってなります。
っていうか、ダッシュで漕ぐと膝を痛めます…。
もともとロードバイクに乗っていたし、せっかちな性格ってのも関係していると思いますが…。
人力ママチャリをシャカシャカ!と、ハイケイデンスで漕ぎまくっている謎のおっさんに抜かされた時は超ショックでした。
ま、でも最近はそのスピード感を受け入れて慣れてきて、快適にのんびり運転できています。
スピードは出ないけど、信号が青になってからのスタートダッシュは楽ちんだし、坂道もゆっくり走ればぜんぜん疲れずに走れるからいいかな〜。
デメリット③カスタマイズが微妙
EZの売りの一つとして、カスタマイズが自由!みたいなところがあります。
でも造りが独特なのか、付けられる前カゴは限られるみたいだし、リアキャリアは10kgしか持ちません。
パーツが独特なので、付属品選びがけっこう大変になってきます。
自転車専門店に持って行って相談すれば、子供を乗せられるようにしたり、かっこいい前カゴをつけてもらったりできるみたいですが。
ま、僕はカスタマイズにこだわっていないし、ウーバー配達で10kg以上のものを運ぶことなんて滅多にないし(っていうかそんな配達したくないし)、カゴなんて結束バンドで適当に固定すればいいと思っているのでそんなに関係はない話なのですが。
デメリット④フロントラックの動きが独特で邪魔になることも
EZにはフロントラックが固定で装着されているのですが、ハンドルを横にした時に独特の動きをします。
BMXと同じく、ハンドルと車体が別々の動きを……
ってああ…
言葉にすると伝えにくすぎる!!!!
要するに、フロントラックが邪魔になる時がある!って話です。
まあそこまで気にはしていませんが。

なにその適当な説明…
panasonic EZはウーバーイーツ配達におすすめ
すでにお話しをした通り、僕はウーバーイーツ配達でもPanasonic EZを使用しています。
EZでのウーバー配達に興味がある人の参考になればと。
バッテリーは16.0Ahがおすすめ
すでに説明済みですが、配達で使用したい人は16.0Ahのバッテリーに交換することをおすすめします。
16.0Ahだと30d以上配達してもまだ余力が残ってるくらいの容量です。(坂道の多さなど、エリアによりますが)
やろうと思えば35〜45dくらいできるかなあって感じです。

っていうかそんなに鳴らねーけどな
僕はフル稼働する日でも20数件で満足して帰宅しちゃうのですが、それでもまだ100分以上バッテリー容量が残っていることが多々あるので、ぜんぜん問題ないと思います。
16.0Ahを購入すれば、8.0Ahのバッテリーも手元に残るので、予備バッテリーとして持ち歩くというのもアリだと思います。

荷物が重くなるので僕は避けていますが…
アシストモードは基本オートマチックで
アシストモードはロング、オートマチック、パワーの3段階があります。
ロングはバッテリーを節約したい時に使うそうですが、パワーが弱いので僕は使うことはほぼありません。
基本的にはオートマチックモードで完結しています。
パワーモードだと、漕ぎ出し時が楽に感じますが、オートマチックモードとそこまで極端な差は感じませんね。
っていうか車体に負担がかかっている感じがして、ブレーキやチェーンなどのパーツの寿命を考えると不安になるのでパワーモードを使うこともほぼありません。
下町エリア配達で超快適
僕は東京の下町エリアでよく稼働するのですが、路地が多く、歩道を走る場面も多くなりがちです。
EZだとそういった小道とか、入り組んだ道を走り回るのに適しているので、下町配達はかなり快適に配達ができています。
たまに坂の多い文京区エリアでもやるのですが、いまのところEZでも普通に問題無く配達ができています。(さすがに湯島や本郷の激坂は厳しいかも?)
ま、基本的にショート配達中心なので、下町だろうが坂道エリアだろうが…どこでも普通に快適に配達ができています。

結局どっちでもいいんかい!
元女性ウーバー配達員?のナナさんもおすすめしているEZ
EZ購入前にナナさんの動画も参考にさせてもらいました。
二つの動画になりますが、ナナさんのレビューは非常に的を射ていて、うんうんその通り!って感じがしますね。
この動画では泥よけについて熱弁されていますが、僕は泥よけは付けていません。
雨の日はクロスバイクで配達するし、仮に水溜まりを走ってもリアキャリアが雨よけになるのでそこまで気にしていません。
それとナナさんは20.0Ahのバッテリーを装着しているそうですが、現在(2023年5月)は20Ahは生産が停止し、販売はしていないようです。
仮に購入できたとしても現在のEZの型式に適合するかわからないので、使用はおすすめしません。

16.0Ahでも十分っすよ
さいごに
ビックカメラでEZを購入し、道路を走りながら帰宅した時は「やべ…失敗したかも…」と思いました。
スピードは出ないし、スマホホルダーを付ける場所がないし…と焦りました。
でもギアを3に変えてアシストモードをオートマチックにしたら普通に快適に走れたし、スマホホルダーもベルの位置を変えれば普通に装着できたので何の問題もありませんでした。
バッテリーの充電も早く、公式アプリで保障登録できるし、さすがに天下のパナソニックだな〜と安心しています。
アシストパワーやスピードには不満が残りますが、安全面を考えたらこれでいいのかなと思います。
事故ってしまったら意味がありませんから。

それでは、よきEZライフを!
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