自転車にイタズラ。
本当に腹が立つし、見えないところでやられているのが不気味で怖いですよね。
今回は、実際に僕が被害を受けた体験談を語ります。マンガを交えて!
その前に、世間ではどのようなイタズラをされているのか、見ていきましょう。
あなたもどれかに当てはまるはず!
イタズラされた自転車の例
イタズラ内容を、大まかに9つに分類してみました。
この内、僕は「5つ」の被害を受けたことがあります!ちきしょー!
1・タイヤをパンクさせられた
これはよくあるパターンなのではないでしょうか。
僕も実際にやられました…。
2・サドルが盗まれた
学生の頃、サドルを盗まれて、お尻を自転車のパーツに突き刺すようにして走っていた友人がいました。
学生同士のイタズラでよくあるパターンです。
3・ハンドルを曲げられた
これは中学生の頃、塾の帰りにやられました。
鬼ハン(鬼ハンドル)にされました。
鬼ハンとは、内側にぎゅっとひん曲げられたハンドルのことです。
4・カゴをつぶされた・ゴミを入れられた
駅前にある野外駐輪所や、デパートの駐輪場に置いているとよくカゴにゴミを入れられていました。
これも腹立ちますよね〜…。
5・落書きされた・汚された
なんとこれもやられた事があります!
落書きはありませんが、汚されたパターンですね。
駅前デパートの駐輪場に停めていたら、サドルにアイスが突き刺さっていたのです!
6・遠くに移動・転倒・逆さまにされた
転倒はしょっちゅうありましたね。
でもこれは風で倒れているケースがほとんどですが、隣に停めていた人が、引っかかって倒して、そのまま立ち去るというケースも多そうです。
7・車輪に南京錠をかけられた
聞いたところによると、車輪に南京錠をかけるという嫌がらせを受けた人がいるそうです!ひどい!っていうか手がこんでるな〜…
8・ライトが盗まれた
これもよくやられました…。
ライトは盗まれるものだと分かっているのに、外すのを忘れて駐輪してしまうんですよね。
9・登録証明シールが剥がされた
盗難された自転車なのか、警察が調べるときに登録するナンバーです。
黄色のシールなのですが、このシールをガリガリに削られた事があります。
路上で警察に止められたとき、盗難車だろ!?と疑いをかけられた時は本当に腹が立ちました!
こっちは被害者じゃい!!
なぜ?自転車にいたずらをする犯人の特徴【犯行心理】
イタズラをする人間の心理を、大人と子供に分けて考えてみました。
子供の場合
- ほんの出来心
- 悪ふざけ
- いじめ・からかい
- 嫉妬
- スリルを楽しんでいる
主にこのような動機がほとんどではないでしょうか。
昆虫を無駄に殺めたり、好きな子に対して乱暴になったり、子供というのは無垢であるがゆえに、罪の意識を感じずに悪い行いをしてしまう場合もあると思います。
しかし、嫌いな相手に対しての嫌がらせであるパターンも多いと思います。
その場合、陰惨ないじめに発展する可能性があるので、先生や管理者などに相談して、早めの対処が必要となるでしょう。
大人の場合
- 仕事のストレス
- 腹が立つ
- 酔っ払って
- 自分が上手くいっていない腹いせ
- むしゃくしゃ
- 隣人トラブル
- 恨み
- 転売目的
ほとんどの場合が、むしゃくしゃしてやったとか、ストレスが溜まって八つ当たりというパターンが多そうです。
それとは違い、隣人や職場の人間関係のトラブルでやられている場合、それは危険信号が出ていると思った方がいいでしょう。
いい大人が自転車にイタズラをしているのなら、今後、重大な犯罪を犯す可能性のある要注意人物だと言えます。
いたずらがエスカレートして、家に放火されたり、危害を加えられたりしたら最悪です。
隣人トラブルの場合、相手を刺激しないようにして、管理人に相談しましょう。
ちなみに、木造アパートに住む僕は▶隣人の喘ぎ声や騒音に悩まされていました。
もう慣れましたが…。
自転車のイタズラ防止方法と対策【復讐はNG】
「イタズラをされた!復讐してやる!」
…とその前に少し冷静になってください。
イタズラの被害の大きさや頻度によって対応を変えていきましょう。
同じ場所に置いていると何度も狙われる
自宅の前や、学校、施設などの駐輪場に定期的に駐輪している場合です。
何度も被害に遭っているのなら、こちらから場所を変えてやりましょう。
単純な防犯対策ですが、まずはここから。
それでもイタズラされるのであれば…
駐輪場の管理人に伝える
駐輪場などの場合は管理人に伝えましょう。
監視を強化してもらいます。
自宅の場合は、防犯カメラの設置をして、犯行現場の証拠を押さえましょう。
警察に連絡する
・何度も被害に遭う
・盗まれたり大きく傷つけられた
・防犯カメラに犯人が写っている
これらの条件に当てはまる場合、警察に連絡しましょう。
犯人はあなたをターゲットにして、意図的に行っている可能性が高いからです。
警察に被害届は出せるけど犯人特定は難しい
自転車へのいたずらでも、警察に被害届は提出できます。
警察署か交番に行くと、書類を書かされます。
そうすると警察は、夜間パトロールを強化してくれます。
ただ、ほとんどの場合はただのイタズラとして片付けられ、犯人確保という期待はしないほうがいいようです。
結局は自分で対策を練るしかないですね。
防犯カメラだけでなく、防犯アラームを取り付けるなどして対策を強化していきましょう。
【マンガで語る体験談】自転車のタイヤをパンクさせられた話
これは僕が実際にイタズラ被害に遭った時の話です。
10年以上前の話になりますが。
当時僕は、アパートの一階で一人暮らしをしていました。
安いアパートだったので、駐輪場などなく、玄関の前に自転車を野ざらし状態で停めていました。
ある時、玄関のチャイムが鳴り(モニターはない)、ドアを開けると新聞屋の営業さんが現れました。(最初、町内会の者とか言っていたのに…)
しばらく話した後、プロ野球のチケットをくれるというので、何も考えずに受け取りました。
サービスか何かだと勘違いした僕は、チケットを受け取り、すぐにドアを閉めてしまいました。
すると、新聞屋は急に態度を変え、怒ってドアを叩き始めました。
ドアを開けるとブチ切れた新聞屋に文句を言われ、チケットは返却しました。
新聞の契約をする気は無かったので、そのまま帰ってもらいました。
そんな出来事があった事も忘れ、その日は普通に夜を過ごし、寝て起きて、翌日の朝を迎えました。
仕事に行こうと玄関のドアを開け、外に出てみたら…
自転車の前輪と後輪のタイヤがパンクしていたのです!
前後が同時にパンクするなんて、故意に誰かがイタズラしたとしか思えません。
もちろん、証拠はないので、あの新聞屋のせいにするのは間違っています。
ただ、この日から、早朝4時頃にピンポンダッシュされるようになりました。
ちょうどぐっすりと寝ている時間なので、起こされると本当に腹が立ちました。
しかも外に出てみると、再び自転車のタイヤがパンクさせられているのです!
パンク修理費に1000〜2000円近くかかっていたので、けっこう痛い出費。
ここで僕は確信しました。
犯人はやっぱり「アイツ」だと。
新聞屋の仕事は、朝は配達員として働き、夜は勧誘の営業マンとして働いている人がけっこういます。
つまり彼は早朝の配達時に、僕の自転車をパンクさせ、更にピンポンダッシュをして嫌がらせをしてきたのです。
最初の2回くらい被害があり、しばらく経って忘れた頃にまたパンクさせられました。
このままだと家に何かされるんじゃないか?と正直、不安で怖くなりました。
それ以来、僕はチャイムが鳴っても外に出ることはありませんでした…。
彼の鬱憤は晴れたのか、パンクさせられることは無くなりましたが、今思い出しても本当に不愉快な出来事でした!
まとめ
自転車のイタズラ被害にあった場合、冷静になって対処しましょう。
相手に激高しても仕返しされる可能性があります。
被害が続く場合は、管理人に相談したり、防犯カメラなどで対処しましょう。
正直、僕は警察に行くという選択肢はありませんでした。
なぜなら、超面倒臭いし、証拠がないから。
悔しいけど、この悔しさをバネにして生きていこうと考え、イタズラを受けたことは水に流しました。
復讐心に燃えて、そこに執着しても心にダメージを受けるだけだからね。
ただあまりにも被害が甚大な場合や、悪質すぎる場合は、警察署か交番へ相談しにいきましょう!
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