タチカワ 新ペン先 スクールGを買って、実際に漫画イラストを描いてみました!
僕は普段、ゼブラのGペンや、ゲルインクボールペン、筆ペンで描いてます。
これらのペンとどう違うのか、比較してみました!
以下のイラストは、実際にタチカワスクールGで描いたものです。
ペン先を使用した使用感、口コミ…というか感想などを書きましたのでご覧ください。
タチカワ 新ペン先 スクールGとは?
株式会社 立川ピン製作所が製造・販売をしている、新型のペン先です。
インクカートリッジを装着できるところが、従来のペン先との違いです。
耐水性、遮光性、速乾性に優れており、気軽にササッと描けるところがいいですね。
線の強弱もつけられるので、イリ、ヌキもできます。
ボールペンと違い、太い線、細い線と使い分けられるという特徴があります。
タチカワ 新ペン先 スクールGの書き味は?
タチカワ新ペン先スクールGの書き味は、付けペンの「スクールペン」に似ていました!
カリカリッとした感触で、スクールペン、かぶらペン辺りを使ったことのある人ならば何となく理解できると思います。
ペンを持つ角度によって、インクが出にくかったりするので、最初は戸惑うと思います。
僕も最初はインクが出なくて、なんじゃこりゃ!?ってなりましたもん。
タチカワスクールGで描くコツ
コツとしては、ペン先を寝かせるようにして描くと、インクがよく出て描きやすくなります!
ペンを立てて描くと、ガリガリッと紙をひっかいてしまい、インクも出にくくなるんですね。
タチカワ 新ペン先 スクールGで強弱つけられるのか?
線の強弱が付けられるというのが売りの商品ですが、本当に強弱はつけられるのだろうか?
実際に太い線を描いてみると…
Gペンのような、太い線は引けませんでした。
それでは、細い線を引けるのか?というと、
それなりに細い線は出せましたが、丸ペンほどの細さは難しいと感じました。
なんだか中途半端な答えになってしまいましたが、万年筆みたいな感じ…とでも言えばいいでしょうかね。
タチカワ 新ペン先 スクールGは描きにくい?
はっきり言って、メインで使うペンには…ならないですね。僕の場合ですが。
メインはGペンとか、筆ペンで、やや細い線で描きたい背景とか、小物とか、そうゆうところはタチカワスクールGで。
みたいな使い方がベストかなと。
ただ、乾くのが早いので、そこは本当に助かる。
付けペンのように、いちいちインクを付けなくていいので、スピード重視で描きたい人には是非おすすめですね。
タチカワ 新ペン先 スクールG使用後の感想
まだまだ技量不足でキレイな線が描けん!!!
僕の絵はグニャグニャと歪んでいてデッサンがメチャクチャなので一丁前に線を語るなやって感じですが。
今まではゲルインクボールペンで描いていた
当ブログ「ネボー!!!」のイラストは色んなペンを使ってきましたが、最終的にはsarasaとかいう普通のゲルインクボールペンで描いてました。
ゲルインクはサラサラした描き味でペン先が紙に引っかかることもなくサラサラと描けるのが魅力です。
ただ、線の強弱がつけられないので、均一な太さにしかならないというのが難点なのです。
じゃあGペンなどの付けペンで描いてみたらどうか?となるわけですが、わざわざインクに付けて描いてインクが乾くのを待つというのが面倒くさすぎるし時間の無駄に感じてしまうので付けペンは却下。
PCで描こうと思ってもペンタブがどうにも使いこなせないというアナログ人間なので却下。
っていかアナログの生きてる線が好き。
ブログ更新は時間との勝負です
ネタ考えて4コママンガを描いてスキャンして加工して文章書いてアップする。
これらの全行程を1時間以内に終わらせたい人なのでスピード優先のゲルインクペンを使用しています。
そこで今回、それなりに線の強弱がつけられて、インクの乾きも早いというマンガ用万年筆を購入したので、もうしばらくコイツを使って描いてみようと思います…。
もっとゴン太い線で描きたいんだけどなあ!なんとかならんですか!タチカワさん!!
まとめ
タチカワ 新ペン先 スクールGは…
●書き味が付けペンの「かぶらペン・スクールペン」に似ている
●強弱はつけられるが、ほんのわずかだけ付けられる
●慣れるまで描きにくい
以上です。
値段もリーズナブルだと思うので、買って失敗したとしても痛手にはなりません。
ペン先って人によるので、こればかりは実際に使用してみないとわかりませんよね。
今回はあくまでも、僕の手が感じたことですので、鵜呑みにするのでなく、実際に買って使ってみてください!
▼僕はAmazonで買いましたよ。
追記:最近はアナログをやめて、PCマウスで描くようになりました…
こんな感じ▼
…そんな話でした。
コメント
手書きだったんすね。多分同い年位ですので共感できるネタが多くて良いですね。
@ポンタカルテさん
手書きしかできないし、手書きのラフな線が好きです!
共感者は少ないので嬉しーです!!
このペン、期待して購入すると裏切られますよね。試し書きもできないし。
悲しい思いをされたのかなと思いましてコメントさせていただきます。
・スクールGは万年筆ではありません。ペン先がダメになったら使えなくなるものです。
・「G」ってついてますがGペンとは異なるものです。そもそもGペンの左右にあるはずの切れ込みがないので強弱は言うほどつきません。スクールペンにしては強弱がつけられる方かな・・・?っていうことでG、とつけられたのだと思います。
・私は4本ほど購入して使って参りましたが、やはりつけペンとは全く異なるものです。しかしつけペンに慣れると一気に書けるようになります。あとコイツは紙を選びまくる上、構ってやらなければ秒で目詰まりして書けなくなります。
・そもそも立川のGペン自体硬い。
Gペンに値する万年筆のニブにフォルカンという種類があります。左右に切り込みが入って強弱がしっかりつくものです。が万年筆は線のエッジが丸みを帯びる傾向にありますので、「生きた線」にシャープな切れ味を求められるようなら合わないかもしれません。そういうこだわりがなければ万年筆は一生モノですし使えるかも・・・
@島さん
ご丁寧にありがとうございます!
だいぶ描き慣れていらっしゃるようで…
もしかしてプロの方ですか…?
確かにGペンの強弱感とは非なるものですね〜。
紙を噛んで、しょっちゅう詰まってます!
現在は主線以外の細い線として使用しています。丸ペン的な。
最初は買って失敗したかな〜…と思っていたけど、細かい書き込みするには便利なので、なかなか気に入っております!
フォルカンて何万円もする万年筆ですよね!?
ボクみたいなもんには100円の筆ペンとボールペンだけで十分だな…と悟りました。
そういえば昔、万年筆を改造したGペンとか憧れましたね〜。
漫画家とかではないですがこのペンとは10年以上の付き合いになります。最初同じようなことを思ったのでつい・・・
絵だけではなく普段の字も、全て強弱のつく先の硬いペンで引きたいなー、と常々思っていたので色々試してみた次第です。
仰る通り、つけペンはだるいんですよ!もっと気軽に使いたいですよね。プロなら一日中使ってるんで、逆に億劫じゃないのかもしれません。
ケント紙や、表面がツルツルした厚手の紙なら詰まりづらい・・・が・・・重ねて線引くと何使おうが詰まりますよネ。しかもペン先が硬くて除去しづらいという。
とはいえ、自動でインクが出るペンの中ではエッジが出しやすい珍しいペンなので、他とは変えがたい魅力がありますよね・・・
まあ大事なのは道具じゃなくて、死ぬまでに一枚でも多く完成させることですもんね。あと個人的に安い道具使ってる方って「弘法筆を選ばず」的なスタイリッシュさを感じてかっこいいと思ってます。。
万年筆改造したGペン使ってます。ペン先はつけペンと同じはずなのに、インクもつけなくていいのに、なぜかつけペンの方が書き味いいです。
魔改造、使えなくはありませんが、労力に見合った対価を望めるかと言ったら微妙だった為金を積む方向をお勧めした次第です。使ってるんですけどね・・・
ぶっちゃけスキャナの性能が上がった現代に於いてインクにこだわる必要ありませんから、ボールペンで描ける人間が優勝だと思ってます。安いしインク落ちないしどこでも買えて最高です。長々失礼致しました。
@島さん
こだわりを感じますね〜。
アナログブームがきて、理想的なペンが誕生する日が来ますように!
…来なそうだけどw